【法律】売った物件から固定資産税がっ!

法律の話題

【法律】売った物件から固定資産税がっ!の画像1
こんなことは初めて経験したよ。
去年、売却の専任を受けて、他社さんの仲介により無事契約~所有権移転登記を完了した物件。
売主さんは買い換えで他市へ引っ越しされたのに、前居住地の市役所から固定資産税の納付書が届いた!と連絡。

こちらは、まさか?と思うよね。
もしかして登記されてない?(笑)
いやいや、買主さんは住宅ローン組んでたしな~?
(抵当権の設定があるから登記しない事は考えられない。)

すぐさま登記情報を調べると、ちゃんと移転登記されてる。当たり前だよね。
きっと、お客さんの勘違いだろうと思ったけど、念のためその納付書とやらを画像で送ってもらったんだ。

そしたら~「げげげ!ほんとに○○市から納付書が来てる!」
で、すぐさまその市役所の資産税課へ電話。

結局、分かったのは役所ないしは法務局のミスだろうと。。。
移転登記がされると通常、"誰々から誰々へ所有権登記が変わりました"って書類が法務局から当該市へ郵送されるんだよね。
郵便配達のミスか、市役所の転記ミスか?あるいは法務局が書類を出してなかったとか?ここは不明だったよ。
今回は他市へ移転されてて、すぐに気づいたから良かったけど、役所から納付書が届いたら、信用してそのまま知らずに払っちゃう人もいるよね。

固都税の納税義務者は、その年の"1月1日"の登記上の所有者で、その年分の請求が来るからね。
これだけは覚えておこう!
【法律】売った物件から固定資産税がっ!の画像2
今日の一冊。「ショック・ドクトリン〈上〉惨事便乗型資本主義の正体を暴く」
(アマゾンはこちら。)

以前紹介した「悪夢のサイクル」の内橋克人さんがオビ評を書いててね。
こちらもミルトン・フリードマン一家、シカゴボーイズについて書かれてるんだけど、内藤氏の本よりかなり突っ込んで書いてる。
国を白紙の状態へ戻すにはショックが必要とのことで、様々な仕掛けをしていく訳だ。
チリ、アルゼンチン、ウルグアイ、、、その施術を施された国は一気に転落!
70~80年代からこんなことが繰り返されてたんだね。
【法律】売った物件から固定資産税がっ!の画像3
昼メシは分倍のふくろう。
こちら冷やしタン塩ラーメンは900万円なり!
動物系の出汁を取るラーメンスープを冷やすのは難しいんだよね。